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現在、このブログをご覧いただいているあなたはおそらく転職を検討しているのではないでしょうか
・実際に転職活動を始めている人
・これから本格的に動き出す人
・いまの職場と迷っている人 など状況は様々かと思います。
そこでみなさんにお伺いしたいのですが、転職を考える原因はいったい何でしょうか?
転職を決意する前にいま一度ご自身の置かれている状況を考えてみて欲しいのです。
「いまの職場を離れて本当に後悔はないか?」
転職してから前の職場の方が良かったなんてことはよくある話です。
いま退職を考えている原因が一時的(時間が解決する問題)な場合は、すぐ判断せずに客観的に考える必要が
あります。
「転職をすればいまの悩みがすべて解決するとは思ってはいないか?」
結論から言えば答えは“NO”です。
転職して新しい職場に移っても、必ず転職先での新たな悩みが出てきます。新しい環境への過度な期待は禁物です。
いずれにしてもよほどの理由がないかぎり、計画性のない転職はお勧めしません。
計画性のない転職は、同じことの繰り返しになる可能性が高いです。
① 自分の「転職理由」を正直に見つめる
まずは、「なぜ転職をしたいのか?」を明確にします。
たとえば👇
転職理由 | 根本原因を考える視点 |
---|---|
人間関係がつらい | 組織文化・教育体制が合わない |
夜勤がつらい | 体調・生活リズム・年齢とのバランス |
給与が低い | 仕事内容と報酬の不均衡 |
スキルアップしたい | 現職で学べる環境が限界 |
ライフイベント(結婚・出産など) | 勤務形態の柔軟性が必要 |
📌 ポイント:
「逃げたい理由」も悪いことではありません。
ただし、「次に何を得たいか」をセットで考えると、転職の方向がはっきりします。
② 現職でできる改善も一度考える
転職を決める前に、「今の職場で解決できる可能性」を一度確認してみましょう。
- 上司や師長に相談してみる
- 配属部署変更の希望を出す
- 夜勤回数の調整をお願いしてみる
→ もしこれで改善されそうなら、転職せずに済むこともあります。
③ 自分の「理想の働き方」を描く
転職を成功させるには、“次の理想の姿”を具体的に描くことが大切です。
💭 たとえば…
- 生活重視タイプ:日勤のみ・残業少なめ・休日多めのクリニックや訪問看護
- キャリアアップタイプ:急性期・大学病院・認定看護師を目指す職場
- 家庭と両立タイプ:保育園付き病院・パート勤務・夜勤専従
- 別分野へ挑戦タイプ:美容クリニック・企業看護師・学校保健師など
④ 情報を集める(リアルな声を知る)
- 看護師向け転職サイト・口コミ
- SNS・YouTubeで現場看護師のリアルを確認
- 実際に働く知人に話を聞く
→ 情報を集める段階では、まだ応募しなくてもOK
⑤ キャリアの長期的な視点を持つ
「今楽になる」転職だけでなく、
「5年後・10年後どうなっていたいか」も意識するとブレません。
🧭 例:
- 認定・専門看護師を目指す
- 管理職や教育担当を目指す
- 将来はフリーランスや訪問看護で独立
🌿 まとめ:考えるときの質問リスト
自分に問いかけてみてください👇
・その未来に近づくために、転職が本当に必要?
・今の仕事のどこに満足していて、どこに不満を感じている?
・今の環境で変えられることはある?
・次の職場では何を大切にしたい?(例:人間関係・収入・休日・成長)
・5年後、どんな看護師でいたい?